上京してきたばかりの頃、駅の乗り換えさえうまくできなくて、
地元じゃありえないほど人混みにのまれて、スマホのマップばっかり見て歩いてた。
路線図の見方もわからず、駅の改札を何度も間違えて出たりして。
地方では見かけなかったようなチェーン店も多くて、全部が目新しくて、正直ちょっと怖かった。
とにかく全部が新しくて、どこか息苦しくて、「これが東京か…」って何度も思った。
引っ越してきたばかりのあの頃。
右も左もわからない新しい土地に、知らない人たち。
新しい職場で、初めての仕事。
どれも慣れないことばかりで、毎日がいっぱいいっぱいだった。
私は器用なタイプじゃないから、焦れば焦るほど空回りして、
何をやってもうまくいかなくて、落ち込むことばかりだった。
職場でも嫌なこと、たくさんあった。
理不尽なことを言われても、知り合いも居ないから相談や愚痴を誰かに話せるわけじゃなくて、
ぐっとこらえて、家に帰ってから一人で泣いた日もある。笑
あの時期はいっぱいいっぱいの毎日でした。
そんなある日、何気なく入ったコンビニで買った「男梅グミ」。
酸っぱくてしょっぱくて、ひと粒食べたら、ちょっとだけ気持ちが軽くなった気がした。
小さなことだけど、それが当時の私には、小さな幸せだった。

東京の空って、なかなか見上げる余裕もないけど、
ふとした瞬間に、ビルのすき間から覗く夕焼けとか、
帰り道に吹いた風とか、そんな何気ないものに
「ああ、今日もなんとか生きたな。。」って感じてた気がする。
今でも毎日うまくいってるわけじゃないし、
「私、がんばってるよ!」なんて胸張って言える日ばかりじゃない。
でも、前よりちょっとだけ、
自分の「つらい」も「がんばり」も、受け入れられるようになった。
まとめ:東京での暮らしは簡単じゃないけど、大丈夫
上京して東京で暮らすのは、正直すごく大変です。
最初はスマホと地図アプリが手放せなくて、駅の出口を間違えるたびに全く知らない風景、自分がどこに居るのか泣きそうになったり…。笑
仕事でもうまくいかないことが多くて、人間関係に悩む日もありました。
でも、そんな日々の中で気づいたのは「ちょっとした工夫で自分を楽にできる」ということ。
- 最初は迷って当たり前。少しずつ自分の街になっていくから大丈夫。
- 仕事や人間関係でつらい時は、一人で抱え込まず、誰かに話すことが大切。
- 孤独な夜は、自分を癒す習慣をつくると気持ちが安定する。
- 「完璧」を目指すより、今日できた小さなことを認める方が前向きになれる。
- 比べず、無理せず、自分のペースで暮らすのが東京で生きるコツ。
私は器用なタイプじゃないし、泣いた夜もたくさんありました。
それでも少しずつ、自分のペースを見つけられるようになった気がします。
もし今これを読んでくれているあなたが、
「上京してつらい」「東京での暮らしに疲れた」って思っているなら、
どうか自分を責めすぎないでください。
今日を生きているだけで十分偉い。
それを忘れずに、ゆっくり一緒に歩んでいきましょう。
「同じように悩んでいる人や、ちょっと疲れている人に寄り添えるブログになれたら嬉しいです。これから一緒に歩んでいけたらと思います。よろしくお願いします。」