「東京の人って冷たい」
関西に住んでいるとき、そんな噂をよく耳にしました。
実際に上京してみて感じたのは…“冷たいというより**“人との距離感がフラット”だということ。
この記事では、関西人の私が東京でびっくりした“人との距離感”の違いを、カルチャーショック体験談として紹介します。
これから上京する方や「東京の人付き合いってどうなの?不安。」と気になる方に、リアルな私が感じた空気感をお届けします。
① 初対面でグイグイ来ない
関西だと、初めて会った人にも「出身どこ?」「これどこで買ったん?」みたいに話しかけることが多いですよね。
一方、東京では初対面からグイグイ来る人はほとんどいません。
電車で隣に座った人と雑談なんて、まずありえません。
……いや、これは関西でもおばちゃん限定スキルなんですけどね(笑)。
でも関西では駅のホームやお店のレジで、自然に世間話が生まれることが多い。
その「空気の柔らかさ」が東京ではピタッと消える、いや・・・最初から無いので、最初は「冷たい?」と感じる人も多いと思います。
② “冷たい”じゃなくて“必要以上に踏み込まない”
東京の人は「冷たい」のではなく、ただ相手に深入りしない。
例えばこんな場面👇
- エレベーターで無言のまま → 気まずさゼロ、むしろ快適
- 関西なら友達と一緒に改札通るときに「残高足りてへんやん!」ってツッコまれることはあっても、東京は誰も何も言わない。ただ無言で後ろに並ばれるから、逆にプレッシャーがすごいんです(笑)。
- 隣人とすれ違う → 挨拶しない人も多いけど、それ以上に干渉もしない
関西なら友達となら「チャージしときや〜!」って笑いに変わるけど、東京は無言。
でもその無言は「放っておく優しさ」とも言えるんです。
③ 最初は寂しいけど、慣れるとラク
上京したばかりの頃は、正直ちょっと寂しかったです。
マンションの廊下で住人とすれ違っても、ほとんどの人が挨拶しないんですよね。
関西にいたときは「おはよう」とか「こんにちは」って軽く声をかける、かけられるのが普通やったから、最初は「東京の人って冷たいんかな…」と戸惑いました。
でも暮らしていくうちにわかってきたのは、これはただ必要以上に踏み込まない文化ってこと。
だからこそ干渉されず、自分のペースで過ごせるんです。
無理に付き合う必要もなく、必要なときだけ関わればOK。
これ、慣れるとめちゃくちゃラクなんですよ。
でも暮らしていくうちに気づいたのは、干渉されないから自分のペースで過ごせるということ。
無理に付き合う必要がなく、必要なときだけ関わる。これ、めっちゃラクです。
④“踏み込まない”からこそラクに暮らせる
最初は寂しいけど、慣れてくるとこの距離感がめちゃくちゃラク。
東京の人との距離感がフラットだからこそ、自分の時間を大切にできるメリットがあります。
- いちいち詮索されない
- 無理に会話しなくていい
- 自分の時間を大切にできる
- 無理に飲み会に参加しなくてもOK
関西では「ちょっと行こや〜」って誘われたら断りにくいけど、東京は「また今度」で通じる。
この「深入りしない文化」は、実は東京暮らしの心地よさにつながってます。
この自由さは、上京して本当にありがたいと感じたことのひとつです。
まとめ|東京の人は冷たいんじゃなくて“フラット”
関西から東京に来て感じたのは、東京の人は冷たいのではなく、フラットだということ。
最初はカルチャーショックを受けるけど、慣れてくると「人に干渉されない暮らしって、すごくラクで快適やん」と思えるはずです。
「相手の自由を尊重するスタイル」だと思えば、東京の人が少し違って見えてきます。
これから東京に来る方は、ぜひ“フラットな距離感”を楽しみながら、自分らしい東京ライフを見つけてみてくださいね。